金融引き締めを止めるには

【今日の指数】

米10年債利回り 2.731(ー1.05)

DOW  +0.15%

S&P500 ー0.81%

NASDAQ ー2.35%

VIX  +2.61

 

今の状況をみているとFRBは、S&P500が

20%下げようともハト派に転じる気配はありません。

相当の覚悟を持ってインフレ退治を行う決心をした

ように見えます。

そしてS&P500が何パーセント下落したら

目標のインフレ率になるのかという答えは持って

いないかもしれません。FRBが答えを持って

いないのですから、個人投資家が、底を当てられよう

はずがありません。

楽天証券トウシルの記事で山崎元さんによると

FRBが金融引き締めを止めるないし減速する

条件として3つ挙げています。

1 物価上昇が目に見えて終わったとき

2 雇用が悪化したとき

3 金融機関や大手企業の経営破綻、社債のデフォルト

 

米10年債利回りが少しずつ下がってきていますが、

これによって、ハイテク株の大幅な上昇がこれから

すぐ起こるということにはならないでしょう。

また、FRBハト派に転じるための条件はいずれも

金利が下がったからといって目に見えて効果があらわ

れるべくものでもなく、金利の変動により経済活動が

影響を受けて効果が徐々にあわられるといった類の

ものなので、株価として目先は厳しい状況がしばらく

続くことは否定できないような気がします。

少なくとも半年は、大きくリスクを取ることはせず

慎重に投資をしていきたいと思います。

 

明日も勉強して参りましょう!