あなたには投資「マイルール」はありますか? 【GAMAM+TのPERの検討】

【今日の指数】

米10年債利回り 1.916

DOW ー0.06 %

S&P500 +0.52%

NASDAQ +1.58%

VIX ー4.64%

 

【あなたは何派?】

投資に、ファンダメンタルズ派とテクニカル派という派閥があるとしたら、

オニール流という派閥は両方をうまく取り入れた流儀と呼べるでしょう。

ではもう一つ、グロース派とバリュー派閥もあるとしたら、私はどちらかというとオニール流にひかれます。

投資においては、自分なりのスタイルを失敗を重ねながら作り上げていく、ということが肝要であると思います。

自分自身では、誰かの流儀に固執することなく、うまく先人の知恵を取り入れながら、柔軟に自分流を作り出していきたいと思っています。

例えば、バフェット流はバリュー株を長くホールドするということで長年においては

大きな利益を出せる可能性が非常に高くなると思いますが、誰しもが、バフェットさんと運用金額、国、知識、情報において同じような環境条件にいるわけではないでしょう。

私自身は、約10年の投資経験の中で、一番感銘を受けたオニール流とその系譜に

連なるミネルヴィニ流が、しっくりくる気がしております。

もちろん、~流を究めるとなったらそれこそ、一生を捧げる覚悟がなければならないという方もいるかもしれません。

しかし、私はオニール流を少しづつ取り入れながら、自分のスタイル、マイルールを

確立していきたいと思います。

 

【具体的なマイルール】

さて、自分なりのマイルールは何か?について具体的に検討してみます。

オニール流では、PERが高いすぎるからといって、避けていては絶好の機会を逃す

可能性があるといいますが、一方でPERは重要な指標であります。

PER=株価÷EPS(1株あたりの利益)

ですから、

PERが高い銘柄ということは、「市場からの期待が高い」ことを表しますが、一方で「実際に現在稼ぎ出している利益よりも期待によって過剰に買われており割高」であるという可能性もあります。

 

PERが高い場合、「銘柄選びの選択肢から除くのではなく、地合いが悪い時は早めに損切を検討する。」くらいの緩めのルールにしようと思います。

 

とはいえ、ざっくりとした数字の目安を把握しておくことも重要かと思いますので下記に仮の運用指針を検討してみます。

一般的にはPER10倍だと割安、10~20くらいだと普通、というイメージでしょうか。

 

【PERが70倍の場合の銘柄は買わない】

PERが70倍の場合の銘柄は買わない、という意見をみかけたので検討してみます。

「仮に成長株の利益が、時期以降も3割で伸び続けるとしたらPERが70倍であれば、5年後のPERが19倍と適正」

確かに5年くらいであれば、長期投資家にとっては、がまんして持ち続けることは問題ないと思いますので、このくらいまでであれば、グロース株を持ってもよいかもしれませんね。

一方テスラ株のPERが一時期1000倍を超える高い倍率で話題となりました。

CEOのマスクさんの自由奔放なtwitterによる発言などもあり、ボラティリティが高い銘柄という印象ですので、マーケット自体がダウントレンドの時期には真っ先に売りの対象となってしまう可能性があるのではないでしょうか。

 

気になったので、Yahoo financeでGAMAM+Tの現状のPERを調べてみました。

アップル 30.40倍

マイクロソフト 37.68倍

アマゾン 73.94倍

グーグル(アルファベット)64.68倍

メタ・プラットフォームズ 23.20倍

テスラ 1247倍

 

意外にもGAMAMはそこまで高PERでは無かったようですね。

そしてテスラはなんと1,200倍を超えていたとは!

テスラの利益は今後しばらく伸びていくことでしょうから、何年でこのPERが

落ち着いてくるか楽しみですね。

株価大幅下落で話題となったメタ・プラットフォームズはちょっと様子見ですが、

アップル、マイクロソフトはこのPERで業績も安定のイメージですから、ちょっと

購入を検討したくなってしまいますね。

 

以上、今日も勉強していきましょう!